額縁を壁に掛ける方法

安心・安全に、額縁を壁に掛けるたの
手順と注意点を詳しくご紹介します。

壁の材質を調べる

まずは壁の材質を調べましょう。
一般的な壁の材質は以下の3種類。

・石膏ボード
・コンクリート壁
・木壁

[材質を判断する方法]

1.見た目で判断する
打ちっぱなしのコンクリート壁など、
明らかに見た目で判断ができる場合。

2.壁を叩いてみる
壁紙が貼ってあり、見た目では判断できない場合は、
壁を叩いた音の違いで判断することができます。

中が空洞っぽい感覚で「コンコン」という音がする場合は、
石膏ボード、または木壁に壁紙が貼られている可能性が高いです。

中身がしっかり詰まったような感覚で、
どこを叩いても「ペシペシ」というような音がする場合は、
コンクリート壁に壁紙が貼られている可能性が高いです。

[壁裏の木桟の探し方]
石膏ボードの裏に格子状の木製下地(木桟)に入っている場合があります。
壁を叩いた「コンコン」の音が、少し鈍くなる部分が一定の間隔で連続していれば、
それは木桟部分である可能性が高いです。

また、センサーで壁裏の木桟の位置を調べられる機械が、 ホームセンターなどで販売されています。

3.壁にピンやまち針を刺してみる
ピンやまち針を壁の目立たない部分に刺してみましょう。
針が全く刺さらない場合は、コンクリート壁である可能性が高いです。

刺さった針を抜いて見て、先端に白い粉がついている場合は、
石膏ボードの壁、何もついていない場合は木壁である可能性が高いです。

※上記3つの方法は、あくまでも判断の目安になります。
正確に判断したい場合は、建物の管理者や施工業者に確認してください。

壁の材質別、額縁の掛け方

・石膏ボード

額縁を吊るすための金具を壁に打ち込んで額縁を掛けます。
額縁用の壁掛けフックや、ピクチャーレール×ワイヤーなどを使う方法が一般的です。

石膏ボード用の金具は、素人でも簡単に取り付けられるものが多く、
釘やネジを1本〜3本打ち込んで、金具を壁に固定します。
釘やネジの本数が多いものほど、より重みに耐えられます。

大きな額縁は、2つ金具を取り付けて
2点で壁に吊るすと安定します。

※制限荷重は、金具の説明書をご確認ください。

※10kg、20kgを超えるような特大サイズの額縁を掛ける場合は、
専門業者や建築家に一度ご相談ください。

※石膏ボードに下地(木製部分)がある場合は、
ここに釘やネジを打ち込むと、より強度があり安心できます。

※ネジ止めする金具の場合は、
ネジをしっかり固定するための石膏ボード用アンカーを下地として打ち込んでおくと、
ネジが抜ける心配がありません。

・木壁

木の厚みと強度が十分にあれば、石膏ボードと同じように、
額縁用の壁掛けフックや、ピクチャーレール×ワイヤーを使って、
額縁を掛けることが可能です。

薄いベニア板などは、強度が低く釘やネジが抜けやすいため、
下地にアンカーを打ち込むなどの対策が必要です。

※最近は、木壁・石膏ボード用のフックとして、どちらの壁にも対応できる金具が多く販売されています。

・コンクリート壁

コンクリート壁は、コンクリート用のドリルで壁に穴を開けて、
コンクリートアンカーを打ち込んで、ボトルをねじ込んで掛ける部分を作りますので、
素人が自分で作業するのは、とても難しく危険です。
工務店などの専門業者に相談するようにしましょう。

粘着タイプのフックは、額縁重みや経年劣化で剥がれて、
転落する恐れがありますので、使用は避けましょう。

コンクリート壁の場合は、
額立てを使って、棚の上や床の上に飾る方法があります。

※額の転倒防止のため、必ず額立てやイーゼルを使いましょう。

ピクチャーレールを使った額縁の壁掛け方法

壁に穴を開けたくない場合や、色々なサイズの額縁を掛けたい場合、
額縁を頻繁に模様替えしたい場合などは、ピクチャーレールを使う方法もお勧めです。

天井もしくは、壁の一番上の部分にピクチャーレールを取り付け、
専用のワイヤーで額縁を吊るします。

上下左右の移動が自由にできるため、
額縁金具を打ち直す必要がなく、自由に額縁の位置が変えられます。

ピクチャーレールの取り付け方法は、石膏ボード用の額縁用金具と同様に、
素人の方でも、金槌一本で簡単に取り付けできるタイプのものが多く販売されています。


※当店では、お客様のご自宅へ出張して額縁を掛ける、額装サービスは行っておりません。
壁の構造等のご質問については、工務店などにご相談ください。

横長の額縁を掛ける際の注意点

横長の額縁を掛ける場合は、壁に吊金具を2箇所取り付けて、
額縁を掛けるようにしましょう。

それほど重量の心配がない場合でも、
横に長い額縁の場合は、天秤のようにバランスが取りにくいため、
ちょっとした振動でも額縁が傾きやすくなります。

額縁の落下を防ぐために

額縁が落下する原因として多いのが、
吊金具に紐がしっかり掛かっていなかった場合です。

吊金具に額縁の紐を掛ける際には、
結び目が吊金具に当たらないように注意しながら、
紐が吊金具に確実に掛かっていることを確認しましょう。

額縁を壁に掛けたら、額縁と壁の間を覗き込んで、
紐の掛かり具合を確認をすることが大切です。

大きな額縁の場合は、落下すると大変危険ですので、
特に念入りに確認をしましょう。

【!】額縁お役立ちコンテンツ

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≫額縁に作品を正しくセットする方法

≫額縁の紐の結び方

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