額縁の選び方で大切な5つのポイント

初心者にとって、額縁選びは難しく感じることが多いものです。
額縁を選ぶ際に、必ず抑えておきたい5つのポイントをご紹介します。

このページの内容を参考にしながら、
あなたの作品にぴったりの額縁を選んでみてください。

1.額縁に入れる「作品」は何ですか?

額縁には、作品によって、「使えるフレーム」「使えないフレーム」があります。
まずは、額縁に入れようと思っている作品が以下のどれに該当するのか見てみましょう。

・平面作品(薄め:3mm程度まで)

画用紙、ポスター、写真、書、色紙、ハガキなど厚さが3mm程度までの作品。
多くの作品がこちらに該当し、お選びいただける額縁も既製品額縁から、
オーダー額縁まで豊富な種類をご用意しています。

・平面作品(厚め:20mm程度)

油絵、アクリル画、日本画、パネル仕立ての作品など、比較的厚みのある作品。
額装には、作品の厚みに対応できる、額縁フレームが必要になります。
号数規格サイズの既製品額縁、またはオーダー額縁の制作が可能です。

・賞状(+記念品)

賞状一枚をシンプルに額装したい場合や、
賞状と一緒に、勲章やメダルを一緒に額装したい場合。
専用の賞状額、叙勲・褒賞額をご用意しています。

2.事前に作品のサイズを測っておく

額縁を探し始める前に、額縁に入れる作品の、
「縦(mm)」「横(mm)」「厚み(mm)」を測っておきましょう。

作品のサイズは、額縁選びの出発点です。
既製品額縁を選ぶ場合も、オーダーメイド額縁を注文する場合も
必ず必要な情報になりますので、作品サイズは事前に測っておきましょう。

もしも間違ったサイズの額縁を注文してしまうと、
全く使えない額縁になってしまいますので、
作品のサイズは正確に測るようにしてください。

また、サイズをメモした紙を手元に置いて、
注文を確定する前には、もう一度サイズを再確認しましょう。

※作品サイズは、mm(ミリ)単位で正確に採寸してください。
※作品サイズをもとに、額縁を選ぶ際は、測った「作品サイズ」と、額縁の「内寸法」を合わせるようにしてください。「外寸法」ではないのでご注意ください。

3.額縁を掛ける場所をしっかり意識する

いざ額縁を壁に掛けてみたら、
「なんだか部屋に合わない・・・」

これは、額縁を掛ける場所を考慮せずに、
額縁を選んでしてしまった場合に、よく起こる失敗です。

額縁は、中身の作品を引き立てる役割のほかに、
「作品とお部屋を繋ぐ役割」を果たしています。

額縁を選ぶ際は、「作品と額縁」という内部要因と、
「額縁とお部屋」という外部要因の2つのアプローチから、
額装を考えていく必要があります。

例えば、作品が「嵐の海を描いた絵画」の場合、
「重厚でシックな額縁」が似合いそうですが、
もしもお部屋が「爽やかなテイスト」だったらどうでしょうか。
きっと額縁だけ浮いて見えてしまいますね・・・。

こういった場合、ナチュラル系の額縁を使ってあげれば、
一見お部屋に合わないような作品であったとしても、
お部屋に馴染む額装に仕上げることができます。

額縁の歴史が長いヨーロッパでは、
額縁は「家具」という位置づけや認識が強く
額縁を選ぶ際は、今ある家具との相性や、壁の色・模様、
壁の空きスペースなども考慮しながら、
家具を選ぶように、じっくり時間を掛けて行います。

実際に額を掛ける壁を見ながら、
どんな額縁が似合うかを想像したり、
壁に紙を貼ってシミュレーションをしてみましょう。

このポイントを踏まえておくのと、そうでないのとでは、
額縁の選び方や、仕上がりが大きく変わってきます。

4.額縁の「マット」の使い方、選び方を理解しよう。

マットには、以下の役割があります。

・サイズ調整

額縁と作品の間の余白を埋めて、サイズの不一致を調整します。

・作品保護

額縁のガラスと、中身の作品が直接触れることを防いで作品を保護します。

・トリミング効果

作品の見せたい部分だけを見せたり、逆に見せたくない部分を隠すことができます。
丸型や星型など面白い形に窓抜きすることも可能です。

・装飾効果

マットには様々なカラーと素材があります。マット自体を作品の一部として考え、装飾用に利用することができます。

[マットの窓抜きサイズの決め方]

オーダーメイド額縁の場合、お客様の希望サイズで、マットの窓抜き加工を行います。
窓抜きサイズは、作品より最低10mm程度小さいサイズで指定します。
基本的には、作品の絵柄に被らないように窓抜きサイズを決めます。
手元に作品がある場合は、実際に定規や画用紙などで作品にあてながら、
マットの窓抜きサイズを設計しましょう。

[マット幅の決め方]

マット幅は、通常25mm~80mm程度、額縁のサイズが大きくなるにつれて、
マット幅を多く取るように調整しましょう。

マット幅を広めに取ると、ゆったりとした上品さや高級感を出す効果があります。
また、意図的に上下左右のマット幅を変えることも可能です。

[ワンランク上のマットの使い方]

・Wマット

マットを2枚重ねて、2色のマットを見せるマットの使い方です。
作品に合わせて、上マット(外側のマット)と、下マット(内側のマット)の色と幅を決めます。
基本は、上マットは薄めの色で幅を太めに、下マットは濃いめの色で幅を細めに出します。
装飾的な効果が高く、個性的なマットに仕上がります。

・面金付きマット

マットを窓抜きした切り口部分に、金や銀の面金加工を施します。
面金加工をすることで、額装に豪華さや高級感を与える効果があります。
意図的に見栄えをアップしたい場合などにとても効果的です。

[マット選びのポイント]

マットは、様々な素材や色があり、
使い方次第で、額装の仕上がりがガラッと変わります。

基本は、中身の作品が主役であることを忘れずに、
作品を引き立てるようなマット選ぶように意識しましょう。

ホワイト、ベージュ、ブラックなどのベーシック色を使うほか、
作品の色や、額縁の色に合わせて、マットの色を選ぶのが一般的です。
個性的な色や、彩度の高い色のマットを使う場合には、
作品の魅力が引き立っているか、いま一度確認をしましょう。

5.額縁の表面は「ガラス」と「アクリル」どちらが良いの?

額縁の表面は、「ガラス」「アクリル」「UVカットアクリル」があり、
それぞれ特徴があります。

・ガラス

アクリルよりも安価で平面性に優れています。
傷がつきにくく、お手入れや拭き掃除が楽です。
ただし、アクリルに比べて重く、割れる心配があります。
また、大きな額縁には使えません。

・アクリル

軽く割れにくく、ガラスよりも透明度や、紫外線カットの面で優れています。
ただし、ガラスよりも高価で、強く擦ると傷が付いてしまいます。
また、静電気を帯びやすく、表面にホコリが付きやすいため、
作品の出し入れ時や、拭き掃除は慎重に行う必要があります。

・UVカットアクリル

通常のアクリルの紫外線カット効果を強化したものです。
アクリルよりも高価になります。

まとめ

このページでお伝えした、額縁選びの基本を抑えていただければ、
「難しい額縁選び」が、「楽しい額縁選び」に変わります。

額縁の選び方は、作品や用途によって千差万別ですが、
ただひとつ共通しているのは、「あなたが作品のことを大切に思っている」ということです。
大切ではないものをわざわざ額縁には入れませんよね。

大切な作品がより魅力的にキラキラ輝くような、
眺めるとつい笑顔になってしまうような、
「お宅の額縁なんか素敵ですよね」と言われるような、
そんな額装を目指して、額縁を選んでみてください。

額縁の選び方で迷ったら、
何度でもこのページに戻って来てください。

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